CallitCovid19 コビッドナインティーンと呼ぼうよ!
僕は“おまえ、気取るなよ!”と言われても、可能な限りコビッドナインティーン、もしくはコビッドと略して会話の中でもこう話すようにしている。
“コロナ、コロナ”とメディアが叫んでいるのを聞く度に少しいやな気持になる。
全員がトランプ帝国の家臣たちに見えてくるのだ。(たまたま名前が相似したメキシコのコロナビールなんかはまるでもらい事故に遭ったようなもんだよな!)
欧米人の友達もいるし僕なんかは相当コスモポリタンだと思うけど、なにびともそのイライラをどこにぶつけたらよいものか、混乱と恐怖がピークに達すると人は異分子に向かって攻撃を始める悪い癖がある。
今回で言えばロンドンやニューヨークの街角で中国人を中心にわれら日本人も(友人の奥さんはミラノでお前ら日本人が悪い、と散々とっちめられたと)これじゃ、19世紀の「黄禍論」の復活じゃないか?欧米人の昔っからの悪い癖が顔を出す。
その源にはこの“コロナ、コロナ”と叫ぶ無責任な響きがあるんじゃないかと僕はみていたのだが、それを見事に表現したのが、このワイデン+ケネディ制作のビデオだ。
ぜひ興味のある方は見てほしい。先週末突然バトンを渡された山根哲也から教えてもらったものだ。
さて、次にバトンを受け取ってくれたのは2004年12月1日僕が初代社長として設立した先端コミュニケーション・デザイン会社ドリルの細川直哉エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクターくん、早稲田で建築を学んだ才人、一時は僕の大切な部下だった。
今は沖縄から北海道へ東奔西走、八面六臂の大活躍中、この5年ライトの若者たちを見事に花開かせてくれた恩人でもあるのだ。
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